器と道具・喫茶室 木と根


京都2日目は、こちらも絶対に来たかったお店「木と根」。

カフェのある雑貨店です。

「木と根」を訪れたかった訳、それは私が自宅で愛用している ポット(急須)を

こちらの喫茶室で使っていると知ったことがきっかけでした。


そのポットは、陶芸家 吉田直嗣さんの作品です。

吉田さんを知ってからは、個展の度に、少しづつ大切に買い足しています。


吉田さんの作る焼き物の素晴らしさは、見た目の美しさだけではありません。

例えばフリーカップの口に当たる部分の繊細な作りや、ポットの使いやすさ、

そういった細かなことに  実際に使ってみては日々感動しています。


大抵は、カップでも私は一度に複数は買いません。

1つずつじっくり選んで購入しています。


ポットは少し高価ですので、買うまで1年考えました。


好きなモノを手に入れることは、今ではお金があれば簡単にできることですが、

「ものを選ぶ」ということに対して、自分は常に「真剣に向き合いたい」

と思っています。


そんなわけで、1年悩んだ末購入した ”思い入れのあるポット” から

京都の「木と根」というお店にに辿り着いたのでした。


こちらが、わが家で使っている、吉田さんのポットとくみ出しです。



今日は岡田直人さんの器をじっくり見てきました。

フランスのアンティークのような風合いの白い器です。

ただ、どれも素敵すぎて1つに絞れなかったので、

今後の楽しみに取っておこうと思います。


次回は評判のかき氷をいただきに、夏に訪れようかな。

素敵なお店でした。



木と根  京都市下京区澄籠町589-1   水木定休

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