オーガニックコスメでメイクを落とす意味
今日からオーガニックコスメの話を本格的にスタートさせていただきます。
写真の製品2つは愛用しているニールズヤード(右)とキャロルプリースト(左)のクレンジングです。
まず、始めにお話ししておかなければいけないことがあります。
私はオーガニックコスメ歴は長いのですが、オーガニックコスメの本を沢山読んで勉強したり、コスメ専門雑誌から最新のコスメ情報を得たり ということをしていません。
得た知識は偶然がほとんとです。
パンフレットをきちんと読んで、店舗スタッフに質問し、そのようにして複数から聞いた話を私なりにまとめて自分の知識にしているだけなんです。
コスメの使い方は、直営店に出向いてもスタッフによって違う話がきけたりしますので、
「この方法1つだけが正しい」ということはありません。
ですから、私の話も「知識の1つとして覚えておく」程度のとらえ方でお願いします。
1つだけ自信をもって言えることは、「自分に合っていたら、長く続けた方がいい」ということです。
お肌の調子が良くなったら、とにかく続けてみてください。
①オーガニックのクレンジングの特徴
この話をしようとするとトナー(化粧水)の話までしないといけないのですが、
簡単にいうと、オーガニックのクレンジングは「完全に落とさない」のが特徴です。
「油分、水分を残したまま清潔にする」というのがオーガニックのクレンジングであり洗顔です。
でも、これは、とても大切なことなんです。
落としすぎないことで、肌は乾燥しにくくなり、必要以上に保湿する必要もなくなります。
油分を残すことは、刺激から肌を守り、トラブルを減らすことができます。
乾燥させないことで、スキンケアの根本が変わります。肌を変えていくことができます。
ですから、乾燥に悩んでいる方には、「高いクリームを買う前に、まずは洗顔を見直してみてください」と常に言っています。
②次のステップ、トナー(化粧水)で洗浄。
これはニールズヤードのSTEPで学んだことです。
クレンジングで完全に落としていないお肌を刺激を与えずに更に洗浄する、それが海外のオーガニックコスメのトナーの役目だと思います。
日本のいわゆる化粧水とは少し意味が違います。
具体的には、カット綿をトナーで湿らせ、優しく軽く拭き取ります。
ですから、オーガニックの洗顔はトナーで終了する と考えてください。
このことは、クレンジングのアイテムをいくつかご紹介した後、またトナーの話で説明しようと思います。
③ダブル洗顔は必要ない。
「クレンジング(メイク落とし)」と「洗顔」のアイテムが別になっているメーカーからは、なかなかこの話はきけないと思ってください。
両方持っている方は、今後、洗顔は朝のアイテムとして使うことをお勧めします。
ダブル洗顔は必要ありません。
この「ダブル洗顔をやめる」ことで、お肌はさらに変わっていきます。
クレンジングだけなんて気持ち悪い!という方は、次の④を実践してみてください。
④クレンジングをホットタオルで落とす。
夜のクレンジングはこのセットで行っています。
やり方を書きます。
*濡らして絞ったタオルを電子レンジで30秒加熱する。
*クレンジング後、ホットタオルを顔にのせる
*しばらくアロマの香りを楽しみ、肌が温まったらクレンジングとタオルを密着させる。
(タオルにクレンジングを染み込ませるイメージで、タオルの上から手のひらで押す)
*肌に刺激をあたえないようやさしく拭き取る。
(小鼻の脇など、一度で取り切れない部分は優しく丁寧にもう一度。)
*ぬるま湯で顔をすすぐ。
*私は最後に水で肌をしめます。その後の乾燥予防の意味もあります。
オイルクレンジングには向きませんので、クリームかミルククレンジングで行うのが適しています。
(初めての方は、クッション性の高い『テラクオーレ』のミルククレンジングなどがやりやすいかもしれません。)
⑤ホットタオルの意味
上記の方法で、クレンジングだけでもかなりスッキリします。
また、ホットタオルで蒸すことで、次の化粧水とクリームが吸収されやすい最高の状態になります。
更に、角質ケアにもなるのです。
ですから、私はスクラブは使ってません。必要がないのです。
私は大体毎日やってますが、敏感期や肌荒れがひどい時、ニキビのある方は様子を見てください。
※写真のタオルは、MARKS&WEBから出ているオーガニックのバンブータオルの一番小さいサイズです。ふわふわしていて刺激を与えずに拭き取りやすいので、愛用しています♪
今回はここまでです。
次回はニールズヤードとイソップのクレンジングを取り上げて話をします。
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