ローズトナー比べ② ニールズヤード&ハーブファーマシー

「ローズトナー比べ」後編。
前回から一月以上前空いてしまいました、、
ゴメンなさい(。-_-。)

今回は、ニールズヤードの拭き取り用トナーと、ハーブファーマシーに焦点を当てます。




前回の『ローズトナー比べ』①の2品との違いは何かと申しますと…


前回の2つは細かい霧状のスプレー式トナーで、「ライン使い」に組み込む以外の使い方として、スキンケアの最後にスプレーすることにより、良質なダマスクローズ精油の効果で肌を整え、また蓋として使ったバームやクリームが馴染む と書きました。


最後にスプレーするトナーは、バームやコッテリした使用感のクリームを幾分サッパリさせる効果もあるので、これは蒸し暑い季節にも良いし、

乾燥する季節にはトナーをサンドイッチしていくことで、油分を上手く肌に浸透させることができます。


トナーはダブル使いどころか、トリプル使いもしてみてください。


トナーをスプレーした後は、何もしないと当然 蒸発してしまいますから、「ハンドプレス」は必須です。


ハンドプレスは押してやることで、個人的にはマッサージに近い役割も兼ねているとも思っています。マッサージのように、下手にやると皺の原因になることもなく、安全に血液の循環を良くしてやることができます。
体温で温め浸透させる効果を是非取り入れて、特に夜はゆっくりと長めに、ご自分の肌を労ってあげてください♡

さて、ニールズヤードの「ローズトナー」は、この春初めて使ってみたアイテムでした。



ニールズヤード ローズウォーター(Rehydrating Rose Toner)


主成分:ローズ・アロエベラ

成分:水、変性アルコール、アロエベラ液汁末*、ダマスクバラ花油、レブリン酸、グリセリン、ソルビン酸K、ヤシ油アルキルグルコシド (*オーガニック成分)



200ml ¥3,400 (税込¥3,672)





ニールズの拭き取りトナーは、冬は「フランキンセンス」、夏は「オレンジフラワー」を使ってきましたが、最近ニールズを(この後ご紹介する)ハーブファーマシーの「ローズトナー」とも組み合わせて使っていたので、

ローズトナー(拭き取り)+ローズトナー(保湿)
ローズトナー効果を更に高めてみたいな と購入してみたのです。

(※以前も書きましたが、ハーブファーマシーのトナーは「拭き取り」とのダブル使いには向いていないと私は感じました。だから、ハーブファーマシーの場合、トナーの二度使いはしていません。)

ニールズヤードの「ローズトナー」(日本名:ローズウォーター)は、拭き取りトナーシリーズの中では、保湿力は高い方ではありません。
ニールズの拭き取り用トナーを保湿力が高い順に並べると、
フランキンセンス→オレンジフラワー→ローズ→パルマローザ
の順番かなと感じました。

この辺り(オレンジフラワーとローズの保湿力)に関しては、ニールズスタッフもどちらが上とはハッキリ言ってくれませんでしたので、これはわたし個人の感想です。

でも秋になり、この2つ違いをハッキリ感じるようになってきました。

私くらいの歳になると、拭き取りトナーの種類1つでも、スキンケアの到達点はかなり違ってきます。

寒くなったら、トナーを「フランキンセンス」に変えるだけで、全てがしっくりきたりするものなんです。

だから、トナー選びも自分探しの1つと思って丁寧に切り替えてやると、スキンケアの答えが見つかると思います。

簡単に答えが見つかるようにするには、季節でトナーを入れ替えるリズムを作ると、肌にとって「必要な分だけ与え、甘やかさない」 という環境を作れます


バームやオイルを足したり引いたり、これもリズムで、肌周期や季節で強弱をつけることで「刺激を与えつつ甘やかさない」サイクルが完成します。


だから、やっぱり自分のスキンケアの中にスタンダードを作ることは大事なのでは?といつも感じています。

拭き取りで気を付けることは、拭き取りすぎないこと。

もし、あたなが、アトピー肌で肌サイクルが活発すぎるようなら拭き取りそのものを考え直す必要があります。


拭き取らず、トナーを2種ダブル使いしてみるとか、

シンプルに保湿トナーのみをたっぷり与えるとか、


ご自分に合った方法を上手く選択して取り入れてみてくださいね(^_-)



ハーブファーマシー ダマスクローズ アンド エキナセア トナー

 95ml  4,860円(税込)


主成分:ダマスクバラ花水、ムラサキバレンギク花/葉/茎水

全成分 :ダマスクバラ花水、ムラサキバレンギク花/葉/茎水、フェノキシエタノール/ベンジルアルコール/ソルビン酸K、乳酸


※ハーブファーマシーは先月からパッケージをリニューアルし、切り替えが始まっています。

容量や価格も商品によって変わっていますので、ご了承ください。




ハーブファーマシーのローズトナーの特徴は、主成分にダマスクローズエキセアナを使っていることです。

ですから、香りがちょっと複雑になっています。

最初は、酸味があるような香り?と思いました。

私は嫌いではありませんが、ダマスクローズだけのシンプルな香りを求めている場合は向きません。


エキセアナとは?

殺菌効果や免疫力を高める力を持ったハーブだそうです☟

ですから、エキセアナ自体にアレルギーがなければ、アトピー体質の方に良いと思われます。


ダマスクロースの肌荒れを改善する力や、美白効果からの透明感、女性ホルモンに働きかける力に加え、☝このような効果が期待できます。


ハーブファーマシーは、バームも含めて全体的にハーブの濃度が高いような気がします。

ですから、ハーブに弱い方には向かないアイテムです。


トナーは特に、最初は肌サイクルの敏感期は避けて、生理後から使ってみることをお勧めします。

その代わり、こちらでライン使いするようになってから、私は辞められなくなっています。

肌サイクルの調子の良い時だけ取り入れるのもアリです。


トナーはフワッとした使用感。

フェイスにのせてハンドプレスするとぐんぐん肌に入っていきます。


そして、この後のリプレニッシュフェイスクリームの浸透は、絶対にこのトナーの後でなければダメ!と思えるくらいにのせたそばから奥に浸透していくのです。


今回はトナーの話ですが、本当はライン使いで効果が最も現れる素晴らしいアイテムと思っています。


先ほどの、ニールズヤードの「ローズウォーター」とも相性は良いです。

トナーのダブル使い

ニールズヤード「ローズウォーター」でふき取り、

ハーブファーマシー「ダマスクローズ&エキセアナトナー」で保湿


私はこのように使っています。


ハーブファーマシーは、オーガニックでありながら、ちょっと攻めのローズトナーという位置づけかなと思います。





最後に、ダマスクローズとは?☟

前回①でも書きましたので、もっと簡単に言うと、肌荒れを改善し、気持ちを安定させ前向きにする力を持ったハーブです。

オーガニックコスメの中でも、透明感効果はホワイトティと共に非常に高く、これらは毎日続けて使うことに意味があります。


前にも書きましたが、ハーブ(オーガニックコスメ)は長く使い続けるほど効果が高くなるそうです。

そしてそれはハーブティーを日常的に取り入れることでも変わってきます。


オーガニックコスメって、コスメだけでは語りつくせない、そんな奥深いハーブの世界の1つ。

でも、難しく考えずに「好きな香りを楽しんでみたい」

そんなところから気軽にスタートして、是非とも最後まで大切に、楽しんで使っていただきたいと願っています。



END

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