小さく生まれ変わる
なんか気持ちを切り替えたい と思ったら、髪を切るといい。
身軽になれた?
ような気がするし、
ちょっとは変われた?
ような気もする。
「気がする」って大事。
女子力は低くなった感じがするけど。笑
今日は、祖父母が眠るお墓に行ってきた。
とても久しぶりに。
お寺の敷地の一番奥にあるその場所に向かう途中、私は上手く言葉では説明できない息苦しさを感じた。
いつもそう。
私は「お墓」というその場所を受け入れられない未熟な人間で、私を大事に可愛がってくれた二人からずっと逃げていた気がする。
今日は、子供も連れてなかったので、彼らの前で途方に暮れてしまった。
彼らが生きていた時間、亡くなってからの時間、そして今。
それから、遠い昔に北の国から東京に出てきたという曾祖父のことなどもぼんやり思い出していた。
彼も此処にいる。
自分もいつかこうして眠るんだなと、
それから私は今、なんとかやっていますと、
ありがとうございますと、
父と母もまだ頑張っていますと、
目に見えない何かを感じながら 手短に報告してきた。
多分、彼らは何もかも知っていて、いつも待っていた?
そんな気がした。
今日、私は小さく生まれ変わった のかも知れない。
私のまま、私に。
2016,11,6 saekiri
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