運命とか 恋愛とか 美しさって
変わらない毎日は、変わりなくそこにあるようでいて、 少しずつ動いている。
誰のまわりもそう。
それは、まるで地殻変動のように。
当たり前のことのようでいていて、案外言われないと気付かないもの。
最近、周りの色んな変化を目にしたり耳にしたりして、「運命」というものについて あらためて考えさせられた。
運命って、
「流れのままに偶然出会うもの 」のようなイメージがあるけれど、あくまでも その「偶然」を作るのは自分だ。
例えば、「恋愛」。
悩んでいる人からアドバイスを求められると、必ず伝えることがある。
それは、
「新しい何かを求めているなら、もしくは現状に満足していないのなら、今の状況とはキッパリお別れしたほうがベストだよ」
というもの。
さみしいから、お別れしないまま新しい出会いや幸せを期待しても、運命は絶対にやってこない。
いや、やって来ないというより、やって来ても素通りしてしまう。
運命は、言わば、そのへんに転がっている石ころのようなもの。
変わろうとする気持ちは、本気で孤独にならないと、石ころにしか見えないものが、実は「ただの石ころでない」 ことにも気付かない。
または、不思議と 相手も こちらを「ただの石ころ」としか思わなかったりする。
そして、何もかもが 上手く絡み合わない。
人は覚悟を決めた時、削ぎ落とされ美しくなる。
だから、もやもやしているなら捨ててしまいなさい と、捨てて削ぎ落とされ、美しくなればいい と思う。
(これは、女性特有の切り替えの速さというものかも知れないけど…)
本当の美しさって、メイクとか美容じゃない。
生まれた時についてきたもの でもない。
憂い、決意、気合い、優しさ…
そんな様々な心の持ちようが、その人だけが持つ「佇まい」となり、いつかそれは その人だけの「美しさ」となっていく。
本当は、美容なんて、その沢山の中の 小さな小さな1つでしかないのだ。
私は何の成功者でもないけれど、この一年流れのままにやってみた。
この小っぽけな世界ににも、小さな運命があって、思いついた時に話してみたことから、出会いが生まれ、優しさをいただき、何とか今日まで辿り着いた。
ところが、この流れもあと一年遅かったら何もかも変わっていて、全く違う状況に置かれていたことを知り、
運命や出会いは、タイミングであり、すべてはハプニングなのだと思った。
最終的になにが良かったのか、
そんなことは誰にもわからない。
失敗が後々の成功に繋がることもよくある話だ。
それもまた運命。
運命を少しだけ自分で操作して、その後を楽しめたらいい。
そして、人との出会いはずっとずっと、
プラスマイナス抜きで大事にしていきたい。
…最後に、石ころごめん。あなたも素敵です。笑
2017.1.19 saekiri
8コメント
2017.01.20 12:02
2017.01.20 06:13
2017.01.20 00:19